ローソンと佐川急便が組んで配達と同時にコンビニの買い物もできるサービス「SGローソン」を立ち上げた。少子高齢化による買い物難民や過疎化が現実のものとなった今、昔ながらの“御用聞きスタイル”は定着するか。
ポカリスエットやオロナミンC、ボンカレーなど、大塚ホールディングスの多種多様な商品を全国の消費者に届けるべく、その物流業務全般を担うのが、グループ会社の大塚倉庫だ。近い将来、現状の倍となる売上高1000億円を狙う同社が推進する事業改革に迫った。
法人向けにオフィス用品などを通信販売する事業からスタートし、今では一般消費者にもネット通販サービスでさまざまな商品を提供するアスクル。何と言っても同社の強みは「物流スピード」だ。その裏側をお伝えする。
女性向けファッション通販サイト「MAGASEEK」などを展開するマガシークでは、会社設立以来、物流倉庫における大小さまざまなな改善活動に取り組んできた。現在は1日で約8000点の商品を出荷しているが、その数はまだ増え続けていくという……。
ヤマト運輸や佐川急便など大手宅配企業の隙間を突いたビジネスモデルで業績を伸ばしているベンチャーがある。自転車を使った宅配サービスを提供するエコ配だ。
佐川急便は2014年の春から、ビッグデータを本格的に稼働させている。特に「品質」と「実績」に注目しているというが、どういう意味なのか。IT部門を担当している部長に話を聞いたところ……数年後の姿が見えてきた!?
コンビニ大手のローソンが、佐川急便を傘下に持つSGホールディングスと合弁会社を設立し、宅配事業に乗り出す。ローソンの店舗でサービスを展開し、半径500メートルの消費者を囲い込む。
日本全国、翌日に荷物を送れる。通販で食品を買えば冷凍・冷蔵便で希望の日時に到着する……日本人にとっていまや当たり前になったサービス・宅急便はどのように進化してきたのか? 宅配業界1位のヤマト運輸に取材した。
ネット通販の普及によって宅配便の取り扱い個数が急増。併せて顧客サービスの拡充にも取り組んできた宅配企業は今、現場が限界を迎えつつある……。
ヤマトホールディングスが2015年3月期通期の連結決算を発表。料金改定の効果などもあり営業収益は1.6%増だった。
台風18号が起こした土砂崩れで、東海道本線の一部が10日間にわたって不通となった。旅客輸送は振り替え輸送で対応できたが、貨物輸送は極めて厳しい事態になり、大きな課題を残した。筆者が提案する解決策は「東海道本線の二重化」。その理由は……。
「やると言ったら絶対にやる男」。ともに汗を流した同僚たちはそう口を揃える。36歳になってから、全く畑違いの物流の世界へと飛び込んだ元エリート銀行マン。文具・オフィス家具メーカーの流通部門で改革を進め、世界初と言われる試みにも成功した。胸にたぎる情熱は若い頃のまま。「最高の仕事を成し遂げて、感激の涙を流したい――」
鉄道は貨物を大量に効率よく輸送できる。同じ量をトラックで運ぶより、人手も少なく、環境に優しく、エネルギー効率も良い。しかし、鉄道貨物の輸送転換はなかなか進まない。その理由は……。
「ITを使って、日本の魚食文化を活性化する。もっとおいしい魚を食べてほしい」――鮮魚流通ベンチャー、八面六臂(はちめんろっぴ)の松田雅也社長の思いだ。
熾烈なシェア争いを繰り広げるアサヒビールとキリンビールとが共同物流部門の取り組みを開始するという。同業での共同物流や共同購買は、資本関係がなければ簡単には進まないという立場を取ってきたので、この組み合わせは意外だった。この変化は環境経営に新たな機会をもたらすことになるだろう。
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