前回クロノグラフ特集でピックアップしたORISだが、クロノグラフだけではなくさまざまなタイプを用意している。まず以前掲載した数学者レオハント・オイラーへのトリュビュートモデル(関連記事参照)。数独をテーマにしたこの腕時計は、会場でも異彩を放っていた。注目すべきはそのデザインだけではなく、ORIS自慢のオリジナルムーブメント“ハイ-メカ”が装備されている点。時計愛好家やコレクターの間でも話題の製品は12万8000円とお値打ち価格。35ミリ四方の小ぶりのケースなので、女性にとっても魅力的な製品だろう。
新作のダイバーズウォッチにも注目したい。フリーダイビング世界記録保持者カルロス・コッテクロノグラフモデルは、なんと1000メートル防水を実現。世界2000本限定で個々にシリアルナンバーが刻印されている。
プロ仕様のこのモデルのべゼルは安全性を考え、一定方向にのみ回転。経過時刻の計測を行い、9時位置に配してあるスクリューダウンのプッシャーとリュウズ、さらに圧力補正のためのヘリウムバルブを搭載している。オレンジのルミナスハンズは視認性がよく、深海の暗さにも対応する。究極のダイバーズウォッチは、2007年7月より発売。価格は29万4000円。
またORISの「アートリエライン」に初めて、スケルトンムーブメントモデル「スケルトン エンジン」が追加された。ケース開口部から見えるロジウム加工されたムーブメントは、青みがかったスクリューがアクセントとなり、さらにルイ14世様式の装飾が施されている。
ダークブラウンのレザーストラップか、ステンレススティール製のブレスレットタイプから選ぶことができる。サイズは直径40ミリの1サイズ展開。価格はレザーストラップタイプが16万8000円、ブレスレットタイプが17万3250円。2007年7月より発売される。
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