フォルクスワーゲンは1月16日、米国デトロイトで開催中の北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)で、同社の中型サルーン・パサートの新モデルとして4ドアクーペ「パサートCC」を発表した。
「パサートCC」は、クーペでありながら4ドアという本来対照的な要素を1つのクルマで実現。スポーティさとエレガンスを融合したアッパーミドルクーペに仕上げている。
サイズは4796(全長)×1856(全幅)×1420(全高)ミリ・乗員定員は4人。ボディデザインはクーペならではの美しく流れる線を描き、そのルーフラインはフロントウインドーからリヤエンドまでに力強いフラットな半円を形づくっている。開放感溢れる雰囲気を演出する75×112センチの大型パノラマガラスルーフを採用。
パワートレインは直噴ガソリンエンジン (1.8L TSI・118kW/160PS、2.0L TSI・147kW/200PS、3.6L FSI・220kW/300PS) と、欧州向けにはEuro 5対応の2.0L TDIエンジンが用意される。車両が車線を逸脱しないようにシステムがステアリング操作を助ける「レーンアシスト」など最新テクノロジーを採用。ダンピング力を常時自動制御する電子制御シャシーコントロールシステムDDC (Dynamic Drive Control)で、スポーティな走りと上級サルーンの快適性能を融合させている。シート面の空調機能を持つクライメートシートも設定。
「パサートCC」はドイツ・エムデン工場で生産され、今年第2四半期に欧州市場で発売。続いて今年第4四半期以降に米国、カナダ、日本において販売される予定。
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