+D Style モテるクルマの選び方:プロも愛用、実力派シートRECARO!!〜東京オートサロンリポート(3)〜

クルマに興味のある人なら絶対知ってるこの名前「RECARO」。老舗シートメーカーによる“座り心地が良すぎる”このシートを、今回のモテ車では科学的かつ人間工学に基づいて分析してみます。

 「RECARO」

 ちょっとクルマやモータースポーツに興味のある人なら絶対知ってるこの名前。なんとドイツで創業されてから約100年!! というシートのメーカーです。

 レース、ラリーなどのあらゆるモータースポーツシーン、そしてあらゆるメーカーから支持され続けることから、その技術の高さをうかがい知ることができるのではないでしょうか。


photo トークショーの様子。新井選手、奴田原選手、レースアナウンサーのピエール北川さんと。普段世界中を転戦されるラリードライバーのお2人からは、いろんなお話をうかがいました。アルゼンチンはお肉がおいしい! とかね

 今回、東京オートサロンで私がお世話になったのがこのRECAROさん。

 自分が出演させてもらったから言うんじゃなくて、ほんとにこのRECAROのシート、めっちゃくちゃイイ!! のです!!

 その良さったら、もうすでに使用されてる方はよ〜くご存じだと思いますが(なんたってあまりに座り心地が良すぎて、一回座ったら立ち上がれないくらい)、「じゃ皆さん、これからカーアクセサリーショップに行って座ってきてください」な〜〜んて言っちゃあこのコラムの意味がない!!

というわけで、今回は科学的かつ人間工学に基づいてこのシートを分析してみたいと思います。


photo 脇坂薫一選手とのトークショー。脇坂ブラザースの弟薫一選手はとってもクールな人です。シートについて、真剣にお話をしてくださいましたが、一番真剣だったのは星野一樹選手とのグラツーバトルでした

 ブースでは、RECAROがサポートするレーシングドライバーを招いてのトークショーの司会、という大役をたまわったわけですが、出演者が豪華すぎてうろたえちゃったほど。レカロを使っているドライバーさんが、各カテゴリーのトップドライバーだってことがまずスゴイ。

 ラリーからSUBARUでPWRCに参戦され、2007王者となった新井敏弘選手、アドバン・ラリーチームのエースドライバー奴田原文雄選手、またレースからはNISSANのエース本山哲選手、前回のコラムの写真でご紹介したトヨタ・GTドライバーズアソシエイションの会長でありベテランレーシングドライバー服部尚貴選手、昨シーズンはGT300クラスに参戦された脇坂薫一選手、カルソニックインパルでGT500クラスに参戦されていた星野一樹選手。


photo ピエール北川氏がホスト役を務めたトークショー。ゲストは本山選手と服部選手。爆笑トーク!!

 それぞれにレースとシートの関係をお話頂き、とっても興味深かったのですが……お話をうかがううち、どのカテゴリーの選手も1つの共通ワードを語られることに気付きました。

 シートと言えば、ホールド性?! 快適性?! チッチッチッ(指を左右に)。

 それは……「腰痛」。

 私もクルマにたくさん乗るようになって、持病の腰痛が悪化しているのは感じていました。年末なんて長距離移動が続いたせいで起き上がれないほどになったくらい。それにぎっくり腰を併発し、もう、息も絶え絶えな日々でした(老化?!)。

 クルマに乗ることが職業である、周囲のジャーナリスト諸先輩方にも、腰痛に悩んでいる人は案外多いです。

 でも、運転するお仕事だけに限定されず、デスクワークなんかで1日中座ってることから腰痛に悩んでいる読者の方も多いのではないでしょうか。


photo 普段なかなか値下がりしないレカロのグッズ。イベント価格でこんなものも手に入ります。来年はGO!!

 だけど、競技としてクルマを運転するプロドライバーの皆さんは、当然ながら一般人の何倍もの負担を腰に受けているのです。

 なぜなら実は「座る」という姿勢は、立っている時よりも腰への負担が大きいそう。座る姿勢にかかる負担はなんと立っている時の1.4倍というから意外です。

 だって、何となく立ってるよりも座ってるほうがラク……な気、しません?!

 しかも運転というものは、ただでさえ負担が掛った状態に加え、ステアリング操作したりGによってカラダが振れたりするので、無意識のうちに不安定な姿勢を無理やり立て直したり筋肉を使ったりして、予想以上に不自然な動きをします。ただ座ってるだけよりも腰に負担が増すのです。


photo チャイルドシートコーナー。私、チャイルドシート指導員免許を持ってますので、いろいろと詳しい開発のお話もうかがいました。レカロのチャイルドシートはカッコイイところがすてき!!

 そこでこのRECAROシート。

 整骨院やマッサージ屋さんなんかにある骨格標本、思い出して下さい。人間のカラダの骨格を横から見ると、背骨が緩やかなS字カーブを描いているのをご存じの方もいらっしゃるでしょう。その、緩やかなS字カーブを崩すことなく、最適な姿勢で座ることができるのがこのRECAROシート。

 レカロジャパンの方が胸を張っておっしゃっていました。

 「レカロのシートは『立つように座る』シートなんです!!」

 ……それって、どういうこと?!

 「キーとなるのは、骨盤とランバーです!」

 つまり、通常のシートではランバーサポート(腰骨の保持)が出来ず骨盤が上を向いてしまい、背骨が曲がってしまうのです。ちょっと猫背になってみてください。で、腰骨のあたりを触ってみて。ぽこっと出ていますよね。それをちょっと押してみてください。すると骨盤が前を向いて正しい位置に収まり、背骨が伸びませんか?

 簡単に言えば、この「背骨を押す」動作自体がランバーサポートです。

 レカロのシートはこのランバーサポートを的確にしてくれるので、座っていても背骨の美しいS字カーブを保持でき、腰に負担がかからない、というわけ。

 実際レカロのシートに座っていると、この「ランバーサポート」がいい仕事をしてくれているのを体で感じることが出来ます。なんだか腰が押されてキモチイイ。このフィット感たるや、オーダーメイドのようにしっくり馴染みます。

 普段何気なく座ってるご自分のシート、ちょっと腰に意識してみてください。

 腰、サポートしてくれてますか??

 レカロのシートに乗るようになってから、競技を終えた後の腰痛がかなり改善された、とプロドライバーの皆さん。

 でも、ランバーサポート。なんだか文字で読んでも分かったような分かんないような……??

 実はこのレカロシートの技術、目に見て分かるすんごい機械があるんです!!

 ご紹介しようと思ったけれども長くなっちゃう……と、いうわけで続きは次回!!

 お楽しみにね!

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筆者プロフィール

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今井優杏(イマイ ユウキ)

2006年にレースクイーンを引退し、レースを通じて知ったクルマの素晴らしさを伝えたい! とモータージャーナリストに転身。また、MCとしても、モータースポーツ関連イベントを中心に幅広く活動中。
愛車はFIAT・バルケッタ(赤)。ラテンのクルマを愛する情熱系。
クルマは所有も運転もJOIA(喜び)。もっと楽しみましょう!!


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