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第114回 子どもと遊びと活発さの関係今日から始めるデジカメ撮影術(3/4 ページ)

» 2009年03月13日 08時30分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

室内では外付けフラッシュを活用

 室内で遊びながら撮るとき、内蔵フラッシュは使わない方がいい。フラッシュのチャージ時間が必要になるので連続して撮れないし、フラッシュの光が正面から直接あたると不自然な写りになりやすい。

 おすすめは角度を変えられる外付けフラッシュを使ったバウンス撮影。天井に向けて発光する、天井や壁に反射した光が被写体に当たるので当たり方がすごく自然になる。

フラッシュなし(写真=左)。天井に向けてフラッシュ発光(写真=右)

 バウンス撮影した方が肌色もきれいだし、光が満遍なく当たってるのが分かると思う。

フラッシュなし(写真=左)。天井に向けてフラッシュ発光(写真=右)

 天井に向けて発光すると逆光でも窓からの光を生かしつつ、逆光側の肌もきれいに撮れる。なかなかオイシイのである。ただ、どうしても反射させた光を使う分、光が弱くなりがちなので感度はちょっと高めにしておこう。

 さらに背景を大きくぼかして撮るなら単焦点レンズを使うといい。Kiss X2の場合、50ミリだと80ミリ相当の中望遠レンズになるとして使える。顔を撮るときは背景が大きくぼけてかっこよくなるし、背景がはっきり写らない分、部屋が多少散らかっててもバレないのだ。

18-55mm/F4.5で撮影(写真=右)。50mm/F1.4で撮影(写真=左)

 しかも、F1.4なので絞りを開放にするとシャッタースピードも上げられる。

寝ころんでテレビを見ているところをフラッシュなしで

 F1.4ならフラッシュがオフでも明るく撮れるし、ピンポイントでピントが合うのでより印象的な写真になる。このときは目元にピントを合わせるのが基本だ。

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