ブラザー販売は8月28日、インクジェットプリンタ「PRIVIO」(プリビオ)シリーズの新モデルを9月下旬より発売する。ネオシリーズに「技ありインク」を搭載し、写真画質を向上したほか、全機種に年賀状向けスマホアプリを用意したのがトピックだ。
ラインアップは、「DCP-J4220N-B/W」(黒と白の2色)、「MFC-J4720N」、「DCP-J957N-B/W」(黒と白の2色)、「DCP-J757N」、「DCP-J557N」、「MFC-J877N」、「MFC-J987DN/DWN」、「MFC-J827DN/DWN」、「MFC-J727D/DW」、「DCP-J137N」の11モデル17機種。Wi-Fi Direct搭載機種が従来の3モデルから、7モデルへと拡充されている。
プリビオネオシリーズのMFC-J4720NとDCP-J4220Nは、染料インク(シアン、イエロー、マゼンタ)と顔料インク(ブラック)の4色で構成される「技ありインク」を搭載し、暗部の再現性を強化。コントラストを向上し、従来機種に比べて色再現領域を約13%拡大したという。また、空や肌などの表現では、日本人が好ましいと感じる色に最適化することで、写真画質の向上を果たしている。
また、年賀状作成スマホアプリ「Brother 年賀状プリント」を全機種に提供。同アプリでは、「テンプレートを選ぶ」「写真を選ぶ」「プリントする」の3ステップで手軽に年賀状作成を作成できる。年賀状向けテンプレートは180種類以上。さらに宛名面作成用の「かんたん宛名作成」や、スキャンした年賀状をスマホに保存して整理できる「年賀状アルバム」も用意する。なお、スマホアプリのサービスは2014年11月から提供予定。
| 製品名 | 実売予想価格 |
|---|---|
| DCP-J4220N-W/B | 2万4000円前後 |
| MFC-J4720N | 2万9000円前後 |
| DCP-J957N-W/B | 1万9500円前後 |
| DCP-J757N | 1万7500円前後 |
| DCP-J557N | 1万4500円前後 |
| MFC-J877N | 2万4000円前後 |
| MFC-J987DN/DWN | 3万3500円前後/4万3000円前後 |
| MFC-J897DN/DWN | 3万8500円前後/4万8000円前後 |
| MFC-J827DN/DWN | 2万9000円前後/3万8500円前後 |
| MFC-J727D/DW | 2万4000円前後/3万3500円前後 |
| DCP-J137N | 8000円前後 |

ネオシリーズは新型インクの採用で画質を向上した。「MFC-J4720N」(写真=左)はファックス機能や有線/無線LAN、NFCを内蔵する上位モデル。「DCP-J4220N」(写真=右)はファックスや有線LAN、NFCを省いた下位モデル。ともにA3対応でADFを備え、自動両面プリント機能や多目的トレイを搭載する。印刷速度はカラー毎分18枚、モノクロ毎分20枚
ベーシックシリーズの「DCP-J957N-B」(ブラックモデル)と「DCP-J757N」。前者は有線/無線LAN、自動両面プリント、レーベルプリント、ADF、NFCなどを搭載する多機能モデルだ。ともに印刷速度はカラー毎分10枚、モノクロ毎分12枚
ベーシックシリーズの「DCP-J557N」と「MFC-J877N」。MFC-J877Nは、DCP-J957N-Bと同様に有線/無線LAN、自動両面プリント、レーベルプリント、ADFを搭載するがNFCは省かれている。こちらも印刷速度はカラー毎分10枚、モノクロ毎分12枚
ベーシックシリーズの子機付きモデル「MFC-J727D」と、プリビオシンプルシリーズの「DCP-J137N」。印刷速度は前者がカラー毎分10枚、モノクロ毎分12枚。後者がカラー毎分6枚、モノクロ11枚となる
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