オリンパスイメージングが2月5日、マイクロフォーサーズのマウントとセンサーを搭載したカメラモジュール「OLYMPUS AIR A01」を発表した。3月6日から販売を開始する。一眼画質をスマートフォンアプリで楽しめることをコンセプトにした、新たな写真表現を楽しむカメラとして提案する。
OLYMPUS AIR A01は、オリンパスのオンラインショップでのみ販売する。価格はボディのみが3万3800円、M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZをセットにした14-42mm EZレンズキットが4万9800円(いずれも税別)。
単体でも、設定や撮影を行う8種類のアプリ(OA.Genius、OA.ArtFilter、OA.ColorCreator、OA.PhotoStory、OA.ModeDial、OA.Clips、OA.Viewer、OA.Central)がiOS向けとAndroid向けに用意されており、自由なスタイルで楽しめるカメラとして使える。レンズはマイクロフォーサーズ規格に準拠していればどれでも対応可能。Wi-Fi接続をした状態で、おおよそ200枚くらいの撮影ができる。
しかし、OLYMPUS AIR A01の最大の特徴は、SDK(ソフトウェア開発キット)や外観の3Dデータを無償公開していて、クリエイターがアプリケーションや専用のアクセサリを作れる点にある。
現在オリンパスとロフトワークが「OPC Hack & Make Project」でさまざまなプロジェクトを実行しており、先行してユニークな使い方を考えたり、作品を作ったりしているが、OLYMPUS AIR A01発売後は、自由にアプリやアクセサリが作れるようになる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR