サイバーショット新製品発表会で立体視撮影を楽しむ:飲み会で人気者の予感!(2/2 ページ)
ソニーは、7月8日に発表したサイバーショットの新製品「DSC-WX5」「DSC-TX9」「DSC-T99」「DSC-T99D」の説明会を行い、新機能「立体視撮影」を実機でアピールした。
オート撮影でも最高画質を可能にする
続いて、ソニーマーケティングコンスーマーAVマーケティング部門デジタルイメージングマーケティング部パーソナルイメージングマーケティング課の水野雅夫氏が、DSC-WX5とDSC-TX9の特徴を紹介した。水野氏は新モデルでサポートされた1080iフルHDのきめ細かさと、Mini HDMIの搭載によって大画面テレビとケーブル1本で接続できる使いやすさを紹介。
続けて、従来モデルで高画質撮影モード(手持ち夜景モード、人物ブレ軽減モード、逆光補正HDRモード)を実装していたが、実際にはオート撮影の利用頻度が圧倒的に多いというフィードバックを反映して、オード撮影でも高画質撮影を可能にした「プレミアムおまかせモード」を紹介した。
プレミアムおまかせモードでは、それまでユーザーが切り替えていた撮影モードを自動で選択し、それぞれのシーンにあった補正処理(手持ち夜景モードでは 6枚連射の画像を重ね合わせてノイズを軽減、逆光撮影では2枚連射の画像を重ね合わせてダイナミックレンジを拡大、フラッシュ撮影では被写体と背景のホワイトバランスをそれぞれ補正)を行う。さらに、撮影モードに「背景ぼかし」と「美肌モード」を追加して、「撮影の楽しみの幅を広げます」(水野氏)とアピールした。
水野氏は、立体視撮影機能「3Dスイングパノラマ」についても解説。従来のスイングパノラマ機能と同じように、本体を左から右へとパンしながら撮影することで、(擬似的に)立体視画像を撮影できる。撮影した立体視画像はデジタルカメラ本体と立体視対応のテレビをHDMIで接続することで再生できるほか、本体の液晶モニターでもスイングパノラマ撮影で得られた画像から15枚のマルチアングル画像を利用して擬似的な立体視画像が表示できる「スイングマルチアングル」機能もサポートすることが紹介された。
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