米Microsoftは8月9日、SharePoint製品・技術用の新ツールキットの提供開始を発表した。Web Partツールキット2種とWebサービスツールキット1種で、XML標準によるマルチベンダーシステム間接続を推進するとしている。
同社は.NET FrameworkコミュニティーサイトのGotDotNet.comで、SharePoint用Web Partツールキット2種をソースコード付きで無償提供開始した。同社の「WSRP Web Part Toolkit for SharePoint Products and Technologies」は、OASISのWeb Services for Remote Portlets(WSRP)に準拠し、使用されているビジネスシステムの種類を問わず、ほかのポータルサイトとのやり取りが可能なポートレットを構築できる。
また「WSRP Web Services Toolkit for SharePoint Products and Technologies」により、開発者にWSRP対応Webサービスの構築・導入例を提供する。
さらに同社は、SharePoint Portal Server環境にSAPの機能を統合するための一手段として、SAP NetWeaver iViews対応のWeb Part Toolkitをリリースした。
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