MS、企業向け新IM「Istanbul」の計画披露

Microsoftはコードネーム「Istanbul」と名付けられた企業向けIMクライアントに関する計画を披露した。

» 2004年10月20日 07時16分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは10月19日、企業向けの次世代インスタントメッセージング(IM)クライアント提供計画を発表した。コードネーム「Istanbul」と名付けられたこの製品は、インスタントメッセージング(IM)、プレゼンス、PCベースの音声/ビデオ、テレフォニーを含む総合的な通信機能を提供する。

 Office Systemのシリーズ製品として提供され、Officeソフトとの連携を強化。プレゼンスとリアルタイムコラボレーション機能の強化、使い勝手の向上などが図られる。

 同社リアルタイムコラボレーション事業部副社長のアヌープ・グプタ氏はVON Conference & Expoでこの計画を披露。「IstanbulとLive Communications Server、Live Meetingで当社は全般にわたるリアルタイムコラボレーション機能を提供し、顧客の協力態勢の効率を向上させる。Istanbulはコミュニケーションの様々なモードを一つの統合デスクトップ体験に集約するという点で、画期的なものになる」と話している。

 Istanbulは来年上半期にリリース予定。現在βプログラムの参加企業を募っている。(→詳細記事)

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