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» 2005年03月07日 16時37分 公開

マイクロソフト、データのバックアップ/リストア製品を2005年後半に発売

3月7日、マイクロソフトはプレスを対象にしたラウンドテーブルを開催し、今年後半に出荷が予定されている、データのバックアップ/リストア製品であるData Protection Server 2006の説明会を行った。

[柿沼雄一郎,ITmedia]

 マイクロソフトは3月7日、渋谷区の本社内においてプレスを対象にしたラウンドテーブルを開催した。来日した米MicrosoftのWindows Server & Tools ジェネラルマネージャ、ラケッシュ・ナラシムハン氏によって、2005年内の発売が予定されている「Microsoft Data Protection Server 2006(DPS)」の製品説明が行われた。

 DPSは昨年9月に発表されたデータバックアップ/リストアのためのサーバ製品。エンドユーザーが、Windowsサーバ上のデータを迅速かつ確実にバックアップ/リストア可能とするディスクベースのストレージソリューション。

プレスへのプレゼンテーションを行ったラケッシュ・ナラシムハン氏はDPSの開発責任者でもある。

 ナラシムハン氏は、現状のWindows上で動作するデータバックアップ製品について、「信頼性が低く、操作が複雑で、時間とコストがかかり過ぎる」といった顧客側が抱える問題点を指摘、こうした点を解決する安価で簡易なソリューションがDPSであり、この分野にマイクロソフトが参入する理由であると説明した。

 DPSはWindows Server 2003上で動作し、同じActive Directoryドメインにあるファイルサーバ(Windows 2000/Windows Server 2003/Windows Storage Server 2003)をエージェントで監視、ユーザーの決めた一定時間ごとにインクリメンタルなバックアップを実行する。同時にWindows Server 2003の持つVolume Shadow Copy Service(VSS)を利用してスナップショットを作成、ユーザーはデスクトップ上から任意の時点のバックアップデータを手軽に復元することができる。VSSのAPIは公開されており、他社製品であるテープベースのバックアップシステムとの連携も可能。

DPSは従来からのテープバックアップ装置の代用ではなく、バックアップ/リストアシステムにおいて中間層的な位置づけとなる製品

 従来、特に消失したデータのリストアにはIT管理者による作業を必須としていたが、DPSを利用することでエンドユーザー自らが手軽にファイルの復元を行うことができるようになる。また、実運用中のサーバには負荷をかけることなくバックアップ/リストアの作業を行えるため、継続的かつ効率的なデータ保護のための運用が行える。

 製品の発売日や価格などは未定だが、4月にはベータ版が提供開始となる。製品版のリリースは2005年後半の見込み。

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