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» 2005年05月31日 17時54分 公開

NEC、OSS関連4社と提携しOSS関連事業を強化

NECは、JBoss、ミラクル・リナックス、Twin Sun、SRAの4社と提携。OSSに関するサポートサービス事業を強化することを発表した。基幹システムにおけるOSSの利用を促進するのが狙い。

[ITmedia]

 NECは5月31日、JBoss、ミラクル・リナックス、Twin Sun、SRAの4社と提携し、オープンソースソフトウェア(OSS)に関するサポートサービス事業を強化することを発表した。基幹システムにおけるOSSの利用を促進するのが狙い。

 JBossとはパートナー契約を締結、オープンソースのアプリケーションサーバ「JBoss Application Server」(JBoss AS)とTomcatについてサポートサービスを7月から提供する。また、共同マーケティングなどの販売面においても協業を行い、コンサルティングサービスやトレーニングサービスも提供予定。

 ミラクル・リナックスとの協業では、SambaとOpenLDAPを活用した低価格なファイルサ−バシステムを可能とするパッケージソリューションを6月から提供する。同ソリューションにはシステム構築のほか、Sambaに関する保守サポートサービス、導入支援や技術支援などのサービス、ユーザーに対するトレーニングなども含まれる。

 Twin Sunとの協業では、各種OSSに関するサポートサービスを6月から共同で提供する。具体的には、ユーザーに最適なOSSの選定や、サイジングなどを提供するOSS適用支援サービスのほか、商用ソフトウェアからOSSへの移行、OSS導入における事前検証、システム設計、性能チューニングなどを実施するOSS構築サービス、およびOSSに関する各種情報提供(バージョンアップ情報やコミュニティ活動状況など)を行うサービスを提供する。また、日米における両社の拠点を連携し、24時間保守サポートサービスを10月から提供予定。

 SRAとの連携では、PostgreSQLの技術者認定試験「PostgreSQL CE」の全国展開などを7月から実施していくことを予定している。また今後、さらに上位の試験である「PostgreSQL CE Gold」も同様に実施する予定。

 Linuxの適用範囲を拡大するには、Linuxより上位のレイヤーに対する安心も提供することが欠かせないが、今回の4社との提携でNECは、Linux上におけるアプリケーションサーバ、DB、サポートといったオープンソースに対してソリューションスタックを提供できる体制を整えたこととなる。今回の動きに似たものとしては、日本HPが2004年に発表した「Linux Reference Architecture」が挙げられよう(関連記事参照)

 同社では今回の提携などを通じ、サポートサービスを中心としたOSS関連事業に関して、今後3年間で500ユーザーの提供を目標としている。

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