AIMで感染のOpankiワームに新たな亜種

AIMを標的とする新種のワームが発見された。感染すると全登録アドレスにメッセージを送りつける。全体的なリスクは「低」評価。

» 2005年07月15日 08時04分 公開
[ITmedia]

 インスタントメッセージング(IM)を標的としたワーム「Opanki」に新たな亜種が出現した。AOL Instant Messenger(AIM)を通じて感染する。

 セキュリティ企業のIMlogicとTrend Microによれば、今回の亜種「Opanki-V」は、感染するとAIMに登録してある全連絡先に宛ててメッセージを送りつける。このメッセージに記されたリンクをたどると悪質なファイルがシステムにダウンロードされ、ここからワームのコピーをダウンロードして実行する。

 米国とフランスで感染が報告されているが、全体的なリスクは「低」評価となっている。

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