新生シマンテック、「VERITAS NetBackup」新バージョンを投入

シマンテックは9月5日、企業向けのデータバックアップ/リカバリソフトの新バージョン「VERITAS NetBackup 6.0」を発表した。

» 2005年09月06日 19時33分 公開
[ITmedia]

 シマンテックは9月5日、企業向けデータバックアップ/リカバリソフトの新バージョンとなる「VERITAS NetBackup 6.0」を発表した。米国では今年4月にリリースされていたもの。

 VERITAS NetBackupは、Symantecの傘下に収まった米Veritas Softwareが開発してきたバックアップ/リカバリツール。新バージョンでは、WindowsやLinux、UNIXなどさまざまなOSや異なるベンダーのストレージアレイが混在するヘテロジニアスな環境への対応が強化された。

 中でもネットワークアプライアンス(NetApp)製ストレージ製品との連携が強化されており、「NearStore」と組み合わせることで、最小限の物理ストレージ容量でバックアップを保存できるようにした。またソフトウェア製品の「NetApp Snapshot」や「SnapRestore」「SnapVault」についても、一元的なポリシー管理とデータ移行を行えるようになったという。

 また、Webベースの管理/レポートツール「VERITAS NetBackup Operations Manager」が統合され、容量のモニタリングや警告、トラブルシューティングに関する情報を一元的に把握できることも特徴という。

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