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» 2005年09月20日 18時25分 公開

APMを盛り上げよう――ITX-EGとAPMツールベンダーが診断サービス

「APM市場を盛り上げていきたい」――ITX-EG、ベリタス、インサイトテクノロジーの3社がアプリケーションパフォーマンス管理分野で協力。「SiGN」診断サービスを発表した。

[堀哲也,ITmedia]

 ITX イー・グローバレッジ(ITX-EG)は9月20日、アプリケーションサーバのパフォーマンス診断サービスを発表した。ベリタスソフトウェア(シマンテックコーポレーション)とインサイトテクノロジーが協力する。3社は、「米国では一般的に行われているアプリケーションパフォーマンス管理(APM)を日本にも確立していきたい」とアピールした。

増山芳治氏 ITX-EG ネットワークソリューション部シニアマネジャーの増山芳治氏

 ITX-EGが提供する「SiGN」診断サービスは、アプリケーションサーバのボトルネックを解析・報告する「SiGN for Application」、データベース(DB)サーバのそれを解析・報告する「SiGN for Database」、アプリケーションサーバとDBサーバを同時に診断する「SiGN for AppDB」の3種類で構成される。顧客のサーバにエージェントを仕掛け、1日分のログを収集、分析の後、1週間程度で診断書にまとめて、オンサイトで結果を報告するサービスだ。

 Webサーバ/アプリケーションサーバ/DBサーバなどと多層化されたシステムで動作するWebアプリケーションでは、パフォーマンス遅延がどの部分の問題によるものか特定するのが難しく、サイジングの際に余計にハードウェアリソースを購入するなど無駄が多い。APMツールを利用すれば、パフォーマンスをユーザー視点で最適化でき、劣化を事前に警告することなどができる。

 しかし、ITX-EGのネットワークソリューション部シニアマネジャーの増山芳治氏によると、「日本を始めとするアジア諸国は、欧米に比べてAPMの浸透が遅れている」という。そのため、3社が協力したSiGNの診断サービスでまずAPMの認知を狙う。併せて、「将来的には企業のエンジニアがツールを使い、自分たちでAPMを行うための技術指導」を施し、企業にAPMを根付かせたい考えだ。

 SiGN for Applicationには、ベリタスのAMPツール「VERITAS i3」の「VERITAS Indepth for J2EE」を利用し、SiGN for Databaseではインサイトテクノロジーの「Performance Insight for Oracle」を用いて診断を行う。アプリケーションサーバとDBサーバの診断には、それぞれ別の会社のツールを利用することになるが、診断書の作成項目の段階から3社が協力しており、一貫した診断書として提供できるようになっているという。

 診断書では、ボトルネックの提示、診断項目ごとに問題の付け、稼働状況の統計を提示する。診断項目は、SiGN for Applicationの場合「SQL」「ロジック」「メモリ」「環境」「スケーラビリティ」の5項目。SiGN for Databaseでは、「CPU/メモリ」「SQL」「ディスク」「SGA」「領域」「設定」の6項目となる。

 価格は、SiGN for Applicationが90万円(税別)、SiGN for Databaseが90万円(税別)、SiGN for AppDBが150万円(税別)。

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