アライドテレシスは、独自技術によって高いパフォーマンスを実現するSSL VPNアプライアンス製品「CentreCOM SSLVPN-Plus」を発表した。
アライドテレシスは9月26日、中堅/中小企業向けのSSL VPNアプライアンス製品「CentreCOM SSLVPN-Plus」を発表した。
CentreCOM SSLVPN-Plusは、自宅や出先から企業ネットワークへの安全なリモートアクセスを可能にするSSL VPN製品だ。
特徴は、SSL処理をカーネル側へ配置することでボトルネックを解消した「TSSL(Transparent-SSL)エンジン」、TCPのコネクションをプロキシ処理することで過負荷を防ぐ「ICAA(Intelligent Connection AccelerationArchitecture)」といったテクノロジにより、高いパフォーマンスを実現していること。最大2万同時セッション、89Mbpsのスループットを実現するという。
また、SSL VPNの弱点とされてきたWebアプリケーション以外のアプリケーションについても対応。クライアント/サーバ型のアプリケーション、FTP、VoIPのように動的なポートを使用するアプリケーションについても利用できる。
さらに、ユーザーグループごとのアクセスコントロール、接続端末のソフトウェア実装状況に関するポリシー設定なども可能という。
CentreCOM SSL VPN-Plusの価格は同時接続ユーザー数によって異なり、同時10ユーザーライセンスが59万8000円から。10月3日より出荷を開始する。
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