Itaniumソフト普及支援の業界団体が発足

HP、富士通、Microsoft、OracleなどがItanium対応ソリューション支援の業界団体を発足させた。Itanium撤退を表明したDell、IBM、Sunは参加していない。

» 2005年09月27日 08時33分 公開
[ITmedia]

 ハードとソフトメーカー大手が参加して9月26日、IntelのItaniumプロセッサに対応したソリューション普及を目指す「Itanium Solutions Alliance」の結成を発表した。

 ハードメーカーではIntelをはじめ、Bull、富士通、Fujitsu Siemens、日立、HP、NEC、SGI、Unisysが参加。ソフトメーカーはBEA、Microsoft、Novell、Oracle、Red Hat、SASなどが加わっている。

 参加各社は開発支援プログラムの提供を通じてItaniumソリューションの普及を後押しし、新しいビジネスニーズに対応したアプリケーションの導入加速を目指す。まずは「Developer Days」「Itanium Solutions Center Network」「Itanium Solutions Catalog」などのプログラムを立ち上げ、Itanium向けのアプリケーション最適化を支援するソフト開発リソース提供に当たる。

 Itaniumをめぐってはこれまでに、サーバ大手のDell、IBM、Sun Microsystemsが撤退の方針を表明しており、今回のアライアンスにも加わっていない。

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