インフォテリアのASTERIA、導入企業が200社を突破

インフォテリアは、同社の主力製品である「ASTERIA」の導入企業が200社を超えたことを明らかにした。ASTERIAは、国産EAIソフトウェアの出荷ランキングでトップとなっている。

» 2005年10月13日 00時21分 公開
[ITmedia]

 インフォテリアは10月12日、データ連携サーバ「ASTERIA」(アステリア)の導入企業が9月末時点で200社を超えたことを明らかにした。

 「大企業だけでなく中堅企業においてもデータ連携、システム連携のニーズが増えてきたことを実感している」と話すのは同社の平野洋一郎社長。

 テクノシステムリサーチの調査によると、2004年度国産EAIソフトウェア出荷ランキングではASTERIAがトップとなっている。

 ASTERIAは、異なるベンダーによって開発されたシステムや異なるデータフォーマットのシステム間の連携を迅速に行えるミドルウェア。B2B、EAI、さらにメインフレームのデータを生かすレガシーマイグレーションのために導入されているという。さまざまなデータフォーマットや業務システムの接続に対応できるだけでなく、Javaなどのコーディングを必要としない「ノンコーディング」の開発環境により、特定のエンジニアのスキルに依存せず、システムを変更・拡張できるという。

 インフォテリアでは、ASTERIAの販売とシステムインテグレーションを行う「アステリアソリューションパートナー」制度をさらに拡充し、企業の戦略的な情報システムの構築を支援していくとしている。

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