テンアートニと日本HP、SELinuxを活用したシステム構築/運用で協業

テンアートニと日本ヒューレット・パッカードは、HP ProLiantシリーズとSELinuxを活用したセキュアなサーバ環境の構築に関して協業する。

» 2005年10月17日 13時56分 公開
[ITmedia]

 テンアートニと日本ヒューレット・パッカードは10月17日、SELinuxを活用したセキュアなサーバ環境の構築に関して協業することを発表した。共同でSELinuxベースのシステム構築、運用、保守サービスを提供するほか、マーケティング活動を共同で展開していく。

 具体的には、日本HPが提供するx86サーバ「HP ProLiant」シリーズに、オープンソースのセキュアOSモジュールであるSELinuxを搭載し、テンアートニによる設定ファイル導入/カスタマイズサービスを組み合わせて提供する。また、SELinux導入後のメールによるシステム運用技術支援、システムエンジニアを対象とした実機によるSELinux技術トレーニングも行う。

 SELinuxの導入に当たってはポリシー設定の手間がネックになることが多いが、Linuxでの導入実績を持つHP ProLiantにテンアートニのサービスを組み合わせることで、こうしたハードルをなくし、セキュアなLinuxベースのシステム構築を支援していく。

 なお価格は、SELinux導入/設定支援サービスが60万円から、年間運用サポートサービスは年間24万円から。SELinux技術トレーニングは1日コースで9万8000円などとなっている。

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