「Windows AntiSpyware」から「Windows Defender」への名称変更に加え、Windows Update経由でのシグネチャ配信など技術的な変更も加えられた。
Microsoftのスパイウェア対策ソフトの正式名称が「Windows Defender」に決定した。
同社マルウェア対策チームは11月4日、公式ブログの中でこの名称を発表した。このソフトは1月にβ版がリリースされ、「Windows AntiSpyware」と呼ばれてきた。
名称の変更だけではなく、技術的な変更も加えられた。検出エンジンはシステムサービスに移行され、Microsoftのウイルス対策エンジンで使われている検知技術を応用することで、検出システムが大幅に改善された。
またマルウェア対策チームは、Windows DefenderにWindows Update経由でシグネチャを配信する準備を開始した。次のβ版ではシグネチャが利用できるという。
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