Sun、さらなるソフト無償化を発表

ソフトの無償化を進めているSunが、Java Enterprise SystemとN1も無償提供すると発表した。Solaris OSと併せて「Solaris Enterprise System」として統合する。

» 2005年12月01日 08時37分 公開
[ITmedia]

 米Sun Microsystemsは11月30日、インフラソフトプラットフォームの「Java Enterprise System」と管理ソフトの「N1」、および開発ツールを無償提供すると発表した。いずれも約束通りにオープンソース化する計画だとしている。

 これらソフトはすべて、Solaris OSと併せて「Solaris Enterprise System」として統合。包括的なオープンインフラソフトプラットフォームの提供を目指す。

 Solaris Enterprise Systemでは、Solaris 10とデータベースのPostgreSQL、Java Enterprise System、N1 Management Software、C/C++/Java開発ツール、シンクライアントソフトのSunRay、Sun Secure Global Desktop Softwareを無償提供する。

 ジョナサン・シュワルツ社長兼COO(最高執行責任者)は発表文で「当社の顧客は100%がWebインフラを導入しており、煩わしいライセンスとシステムインテグレーションからの解放を望んでいる。当社がソフト製品すべてをオープンソース化する意向を表明したことにより、世界中のデベロッパーが、Web 1.0、2.0およびその先に向けて最も高度なプラットフォームを利用できるようになった」と述べている。

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