IBM決算は減収増益

米IBMの10〜12月期決算は、売上高が前年同期比12%減、継続事業の利益は、年金関連の一時経費を除外すると34億ドルとなり、前年同期から19%の増加となる。

» 2006年01月18日 08時39分 公開
[ITmedia]

 米IBMが1月17日発表した第4四半期(10〜12月期)決算は、売上高が244億ドルで、前年同期比12%減(為替調整後は8%減)となった。Lenovoに売却したPC事業を除外すると1%の減収(為替調整後は3%増収)となる。

 継続事業の利益は、年金関連の一時経費を含めて32億ドル(1株当たり2.01ドル)。この経費を除外すると34億ドルとなり、前年同期の28億ドルから19%の増加となる。

 2005年通期では売上高が5%減収(PC事業と為替の影響を調整すると3%増収)。継続事業の利益は80億ドル(1株当たり4.91ドル)となり、前年の75億ドル(前年4.39ドル)から増加した。

 サミュエル・パルミサーノ会長兼CEOは「システム、ミドルウェア、ビジネストランスフォーメーションサービスで堅調な業績を上げ、年間で25%の伸びとなった」と総括している。

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