コア、Cisco NACと連携する資産管理ソリューションを販売

コアは、シスコシステムズのNACに対応した検疫ソリューションとして「ITAM-NAC」の提供を開始した。

» 2006年01月23日 12時22分 公開
[ITmedia]

 コアは、シスコシステムズのNAC(Network Admission Control)に対応した検疫ネットワークソリューションとして「ITAM-NAC」の提供を開始した。同社は国内の企業としては始めて2005年12月にシスコ認定のNACパートナーとなり、PCの資産管理とネットワーク検疫を組み合わせたソリューションを、ネットワンシステムズと協業しながら展開する。

 ITAMは、PCの設置場所やユーザー、リース情報などの資産管理情報を管理するソフトウェアで、ネットワンシステムズの技術協力を得てシスコのNACと連携する検疫ネットワーク機能をITAM-NACとして実現する。

 ITAM-NACでは、持ち込みPCのネットワーク接続時に、端末が企業のセキュリティポリシーに則った環境かどうか、Windows OSのセキュリティパッチの適用状況、主要なウイルス対策ソフトのインストール状況やウイルス定義ファイルの適用状況、インストール禁止のソフトウェアの有無などをチェックし、基準を満たさない場合は端末を隔離する。更新情報の参照時にはNTTコムウェアのセキュリティ辞書を用いる。認証されたPCの資産情報は、ITAMのデータベース上で管理される。

 NACは、シスコのネットワーク機器と各セキュリティベンダーのシステム製品とが連携して、ネットワーク接続するPCのセキュリティレベルのチェックや検疫・隔離および修正を行う仕組みを実現するための、同社主導のパートナープログラム。

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