Novellは、同社のコミュニティー向け広報Webサイトで、WindowsからLinuxの移行を思いとどまらせるWindows専用アプリケーションは何かを特定するためのオンライン世論調査を実施している。
Novellは、同社のコミュニティー向け広報Webサイト「CoolSolutions」を通じて、WindowsユーザーがLinuxに移行するのを引き止めているWindows専用アプリケーションはどれであるかを特定するためのオンライン世論調査を実施している。
同社はさらに、Linuxに移植した場合にLinuxデスクトップで最も人気が出るWindows専用アプリケーションはどれであるかも調べようとしている。
CoolSolutionsの管理者、スコット・モーリス氏は、「最終的に、これらのアプリケーションのベンダーにコンタクトし、彼らのソフトウェアをNovellと共同でLinuxに移植するよう働きかける方針だ。彼らを説得するには、数字を示すのが有効だ」と話している。
モーリス氏によると、今月に開始されたこの調査では、多岐にわたる回答が寄せられているという。
同氏はDesktopLinux.comの取材に対し、「財務管理ソフトウェア(Quicken、QuickBooks、TurboTax)といった答えは、われわれが予想していた通りだ」と電子メールで答えている。
「一方、Adobe Photoshop、Dreamweaver、Illustratorなど予想外の答えもあった。マルチメディア分野のアプリケーションにもリクエストがあるというのは喜ばしいことだ。これは、そのほかの基本的なニーズはすでに満たされていることを示しているのかもしれない」(同氏)
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