VMware、仮想化スイートの新版発表

Infrastructure 3ではESX ServerとVirtualCenterを基盤として、分散型ファイルシステムのVMFSなど4製品が新たに加わった。

» 2006年06月06日 08時16分 公開
[ITmedia]

 米VMwareは6月5日、インフラ仮想化ソフトスイートの新版「VMware Infrastructure 3」を発表した。今月中に正式リリース予定。

 Infrastructure 3ではVMware ESX Server with Virtual SMPおよびVirtualCenter with VMotionを基盤として、分散型ファイルシステムの「VMFS」、「Distributed Resource Scheduler」(DRS)、「High Availability」(HA)、「Consolidated Backup」の4製品が新たに加わった。包括的な仮想化、管理、リソース最適化、アプリケーション可用性、業務自動化機能を統合型製品として提供する。

 OSは28種類のWindows、Linux、NetWare、Solarisをサポート。サーバ/ストレージシステム/管理ソフトは200通り以上の組み合わせでテストを実施して最適化した。

 パッケージは中小企業向けの「Infrastructure Starter」(2プロセッサ当たり1000ドル)と、エンタープライズ向けの仮想化機能を盛り込んだ「Infrastructure Standard」(同3750ドル)、ダイナミックデータセンター向けの戦略的ITインフラとして設計された「Infrastructure Enterprise」(同5750ドル)の3種類が用意されている。

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