チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは8月1日、同日付で代表取締役社長に元シマンテック社長の杉山隆弘氏が就任したと発表した。
チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは8月1日、同日付で代表取締役社長に元シマンテック社長の杉山隆弘氏が就任したことを発表した。これまで同職を務めてきた松下晃雄氏は、7月31日付で顧問に就任している。
杉山氏は、従来より日本ディジタルイクイップメント(現 日本ヒューレット・パッカード)、サイベース、バーンジャパン(現 日本SSAグローバル)といった国内の主要なIT企業の要職に就き、営業体制の強化や顧客の拡大などで貢献、活躍してきた人物。チェック・ポイント入社以前はシマンテックで代表取締役社長および米Symantec副社長を務め、ベリタスソフトウェアと合併後は社長を退任してSymantecアジアパシフィック・日本地域担当特別顧問を務めていた。
チェック・ポイントでは今後の戦略としてファイアウォールベンダーにとどまらない「トータルセキュリティの提供」を掲げており、総合セキュリティ企業での経験・ノウハウを持つ同氏に国内におけるブランドの再認知や広範なNGXを基盤とするソリューション群の販売での貢献を期待しているという。
杉山氏は就任に際して、「チェック・ポイントのソリューションを顧客に理解してもらった上でニーズに合わせた新しい成長戦略を構築し、パートナーとの協力関係の強化にも努めたい」とコメントしている。
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