米Linspire、無料Linux「Freespire 1.0」をリリース

予定より1カ月ほど早く登場。プロプライエタリなソフトを含んだバージョンと、オープンソースオンリーのバージョンがある。

» 2006年08月10日 07時15分 公開
[ITmedia]

 米Linspireは8月9日、無料Linux「Freespire 1.0」をリリースしたと発表した。当初は9月1日のリリース予定としていたが、1カ月ほど早い公開となった。

 Freespire 1.0はLinuxベースのデスクトップOS。サードパーティー製のプロプライエタリなコーデック、ドライバ、アプリケーションを含んだ通常版と、オープンソースソフトだけを使ったOSS版が提供されている。

 通常版は、面倒なインストール作業なしでMP3、Windows Media、QuickTime、Java、Flashなどに対応。また、ワンクリックでDVD再生ソフトやゲーム、SunのStarOffice、Win4Lin、CodeWeaverのCrossover Officeなど、コマーシャルソフトにアクセスできる。

 Linspireが開発した、ワンクリックでソフトをダウンロード/インストールできる技術「Click and Run(CNR)」をプリインストールしている。

 Freespire 1.0はFreespire.orgのWebサイトからダウンロードできる。

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