ビデオクリップのオンライン勝ち抜きコンテストで、ルートキット問題をパロディーにしたオーストラリアのバンドが、惜しくも優勝を逃したものの大活躍したという。
オンラインビデオのコンテストサイトGoogleIdol.comで、Root Kitという名のオーストラリアのバンドが大活躍した。システム侵入に悪用されるマルウェアは「rootkit」と呼ばれるが、これを茶化したバンド名と歌詞で、4796票という高い支持を得たという。セキュリティ企業のフィンランドF-Secureが、オフィシャルブログでこの話題に触れている。
GoogleIdol.comは米Googleがサポートしているサービスではないが、Google Videoに投稿されたビデオを使った勝ち抜き戦「Gidol」を掲載しているサイト。ミュージックビデオ部門とWebビデオ部門があり、ビジターの投票で勝敗が決まる仕組みとなっている。Root Kitはここで惜しくも優勝を逃して次点となったという。
Root Kitのビデオクリップはその名も「Patch Me Up」(パッチ当ててね)。歌詞もセキュリティ絡みのパロディーとなっている。ビデオクリップはGoogle Videoで観ることができる。
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