ミドルアウト型のアプローチでサービスを抽出する際には、以下の点に注意することを推奨する。
また、以下のような、サービス化に向いていないシステムやアプリケーションを無理にサービス化しないことも重要となる。
ステップ2:サービス要件の定義と管理体制の確立
サービスは複数のプロセスからの利用を前提とするので、変更の手続きを明確にしておかないと障害が発生してしまう可能性がある。また、サービスは再利用を前提とするため、カタログ化とカタログの更新に関する責任と手続きを明確化しておくことも重要となる。SOAの実践において、技術の実装は1つのステップにすぎず、注力すべきはライフサイクルにわたってサービスを管理維持していくためのルールと体制の構築である。
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