富士通とグロービア インターナショナルは、組み立て製造業向けの生産管理パッケージの最新版「glovia.com v9」の販売を開始する。
富士通とグロービア インターナショナルは10月12日、組み立て製造業向けの生産管理パッケージの最新バージョン、「glovia.com v9」の販売を開始することを発表した。
glovia.comは、自動車や電機/電子といった製造業を対象としたERPシステム。生産管理システムを軸に、B2Bやサプライチェーン(SCM)、カスタマーリレーションシップ(CRM)、コラボレーション管理機能を搭載している。
新バージョンでは、従来日単位で行われていた計画、管理を、時間/分単位で行えるようになり、よりきめ細かい生産計画を立てられるようになった。また、海外を含む複数の販売・生産拠点のシステムを接続し、企業全体で需給計画を可視化、最適化できる。これらの機能を活用することで、需要の変化に柔軟に対応した「同期生産」を可能にするという。
同時にユーザーインタフェースも強化され、入力ミスの防止や入力時間の短縮を通じて操作性の向上を図った。
glovia.com v9の価格は57万6000円から。国内に加えて、米国、欧州、アジアで販売を開始する。
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