プロジェクト発足から6周年を迎えた米国時間の10月13日、オープンソースのオフィススイート「OpenOffice.org 2.0.4」がリリースされた。
OpenOffice.orgは、プロジェクトが発足してから6周年を迎えた米国時間の10月13日、オープンソースのオフィススイート「OpenOffice.org」の最新版となる「OpenOffice.org 2.0.4」をリリースした。
OpenOffice.orgは、ワープロや表計算、プレゼンテーション、描画、データベースといったモジュールから構成されるオフィススイート。新バージョンでは、ソフトウェアアップデート通知機能が追加されたほか、PDFファイル出力時に暗号化をサポートするなど、PDFの管理機能が強化された。
また最大の新機能として、「OpenOffice.org Extensions」(エクステンション)という拡張機能が加わっている。サードパーティやデベロッパーが新たな機能を開発し、プラグイン形式でOpenOffice.orgに追加できるというもので、ベーシックライブラリのほか、Java/JavaScript、PythonやC++などを用いてアドイン/アドオンを開発できる。
OpenOffice.org 2.0.4はWindows、Linux、Solaris(SPARC/x86)、Mac OS XおよびFreeBSD用のバイナリが公開されている。ただしいずれも英語版で、日本時間の16日19時現在、OpenOffice.org日本ユーザー会には日本語版バージョン2.0.4のアナウンスは掲載されていない。
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