フォーティネット、中小事業所向けUTMアプライアンスを発表

フォーティネットは、VPNの性能を2倍に高めた中小事業所向けのUTMアプライアンス新製品を発表した。

» 2007年01月11日 15時01分 公開
[ITmedia]

 フォーティネットは1月11日、中小規模事業所向けのUTM(Unified Threat Management:統合脅威管理)アプライアンスの新製品「FortiGate-50B」を発表した。VPN環境でのパフォーマンスが3倍に向上するという。

FortiGate-50B FortiGate-50B

 FortiGate-50Bは、インフラや管理のためのITリソースに制限の多い支社や小規模な企業/店舗向けのアプライアンス製品。アンチウイルスやファイアウォール、IPsec-VPN、SSL-VPN、IPS、アンチスパム、アンチスパイウェア、Webフィルタリング、P2P対策、IM対策の9つの機能を搭載している。

 独自開発のASIC「FortiASIC」の最新版を採用し、従来機種のFortiGate-50Aと比べ、VPN環境での性能が約3倍に向上したほか、3つのスイッチポートを追加し、複数のデバイスが接続できるようになった。また、高可用性構成が可能になり、アップタイム(動作可能時間)の改善とネットワークのダウンタイム(休止時間)の短縮が実現しているという。

 新製品は、同社代理店を通じて順次発売される。

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