POSと連動で携帯から予約待ちの時間が分かるサービス

携帯電話混雑状況案内システムとPOSシステムをリアルタイムに結び、携帯電話で予約待ちの時間をさらに正確に知ることができる。

» 2007年03月08日 10時24分 公開
[ITmedia]

 NECインフロンティアとニューロンは、ニューロンの携帯電話混雑状況案内システムとNECインフロンティアのPOSシステムを連携させたサービスを4月1日から開始する。従来より正確な待ち時間情報を提供できるという。

携帯画面 携帯画面イメージ

 携帯電話混雑状況案内システムの「EPARK」は、携帯電話から飲食店や病院など約450施設の利用予約や混雑状況、待ち時間などが分かるサービス。約37万人の利用者がいる。

システムイメージ システムイメージ

 提携では、ニューロンが専用端末を用いて算出していた混雑状況の情報に、NECインフロンティアのPOSシステムのデータを反映させる。NECインフロンティアのシステムでは、来店客が着席した時間や会計を済ませた時間の情報を自動でリアルタイムに把握できる。

 これにより、店内の混雑具合や席が空くまでの時間、空席状況などをリアルタイムに知ることができる。導入店舗では、業務フロー変更することなく、顧客満足度の向上や混雑緩和、差別化を図ることができるという。

 導入費用は約20万円(ネットワーク構築費用は別途)からで、月額利用料金は導入1店舗当たり約1万円(通信料は別途)となる。また、新規導入の場合はこのほかにPOSシステムの導入費用も必要になる。

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