レベルは1〜5。それぞれ、1桁から5桁ということになるが、数字の表示は、1秒ごとに切り替わる。それも10個だ。よほど熟達した人でない限り、レベル5で正解を出すのは難しいかもしれない。
その点については永井氏も、「ホント、5桁なんかとても1秒じゃ無理だなと思いますね。そこで、例えば10個を5個くらいにするとか、間隔をいまの1秒からもっと長くするとか。そのように改良していけば、いろいろ選ぶことが可能なんですよね」と語る。
さらに、「より難しくなってしまうのですが、先のことを考えたら引き算も入れたほうがよいのかな」ともコメントが聞かれた。
このほかにも、現状での問題点としては、問題の数字は1秒ごとに切り替わるが、解答を入力するまでの時間制限がないこと。あまり実現的ではないが、メモして電卓で叩いて正解を出す、ということも可能かもしれない。それを考えると、正解を入力するまでの時間制限を追加するというにも必要だろう。
また、いまのままではカウントダウンの3、2、1も足してしまう人が出るのでは?という意見もある。それは、前述のようにカウントダウンだと分かる画像にすれば解決するはずだ。
このガジェット自体は「和み系」。ガツガツせずに、ちょっと疲れたときなどにやってみて、正解を出したら小さなガッツポーズをする――それが正しい使い方のようだ。しかし、もっと厳密な脳トレツールとして発展させていく可能性を秘めたガジェットとも言えるだろう。ただ使ってみるだけでなく、ぜひ改造にチャレンジしてみてもらいたい。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.