Intel Centrinoの無線LANアダプタドライバに脆弱性

US-CERTによると、Intel CentrinoワイヤレスアダプタのWindows用ドライバに脆弱性が存在する。

» 2007年04月06日 09時44分 公開
[ITmedia]

 Intel Centrino無線LANアダプタのWindows用ドライバに脆弱性が見つかり、US-CERTが4月5日、アラートを公開した。

 アラートによると、Intel Centrino 2200BGと2915ABG PROワイヤレスアダプタのWindows用ドライバに、不正フレームを適切に処理できない問題がある。802.11ワイヤレス通信が届く範囲にいる攻撃者が細工を施したフレームを送りつけることで、問題が引き起こされる可能性がある。

 この脆弱性を悪用されると、認証を受けないリモートの攻撃者がカーネルレベル権限で任意のコードを実行することが可能になる。

 影響を受けるのは、w22n50.sys、w22n51.sys、w29n50.sys、w29n51.sysの各ドライバ。

 US-CERTによれば、Intelはこの問題に対処するアップデートを公開済み。しかしアラートからリンクされたIntelセキュリティセンターのページでは、現時点で「メンテナンスのためダウンしています。米太平洋時間午後3時に復旧予定です」というメッセージが表示されている。

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