IBM、Cellプロセッサで「仮想世界」プロジェクト

ブラジルの新興ゲーム会社と提携し、次世代仮想世界の構築を目指す。

» 2007年04月27日 07時44分 公開
[ITmedia]

 米IBMは4月26日、Cellプロセッサ(Cell Broadband Engine)をメインフレームに搭載、3Dアプリケーションなどの次世代「仮想世界」に対応可能なプラットフォームを目指すと発表した。同社は今回のプロジェクトのために、ブラジルのゲーム開発会社Hoplon Infotainmentと提携している。

 新プロジェクトは、オンライン仮想現実環境、マッピング向け3Dアプリケーション、ERPおよびCRM、3D仮想店舗や会議室、コラボレーション環境、最新データリポジトリなど、さまざまなアプリケーションをシームレスに動作させる環境を構築することだという。

 プロジェクトの一環として、Cell搭載メインフレームでHoplonの仮想世界向けミドルウェア「bitVerse」を動作させる予定。現在、WebSphere XDおよびDB2による開発が行われているという。

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