米IBMは3月12日、65ナノメートル(nm)製造プロセスによるCellプロセッサ(Cell Broadband Engine)の製造を、同社のニューヨーク州イーストフィッシュキル工場で開始したと発表した。
CellプロセッサはIBM、ソニー、東芝によって開発されたマイクロプロセッサであり、家電、医療機器、設計エンジニアリングを含む、高度なグラフィックスを必要とする製品への搭載を目標としている。ソニーのプレイステーション 3、IBMのBladeCenterサーバにもCellプロセッサが搭載されている。
IBM、ソニー、東芝の3社は、テキサス州オースティンに共同デザインセンターを設立、2001年3月以来Cellプロセッサの共同開発に取り組んでいる。
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