Windows Mobile 6の気になる実力――強みはやはり電子メール?(3/3 ページ)

» 2007年04月28日 17時00分 公開
[Peter Pawlak,Directions on Microsoft]
Directions on Microsoft 日本語版
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 一部のユーザーは、Windows Mobileの従来バージョンをハッキングして、同プラットフォームを搭載した携帯電話をPCの無線データモデムとして利用している。だがWindows Mobile 6では、モデムとして利用するための設定を容易に行えるユーザーインタフェースが用意されている。

Windows Updateのサポート
 Windows Mobile 6はWindows Updateをサポートしているため、ユーザーはパッチや更新プログラム(例えば、Officeファイルフィルタなど)を、キャリアやデバイスメーカーを通さずにMicrosoftサイトから直接入手できる。しかし、多くのキャリアは、動作検証を行った上でサポートしているデバイスの構成が変わることに神経をとがらせる。このため、Microsoftは、緊急のセキュリティパッチ以外のプログラムをWindows Updateで公開する際には、非常に慎重になるだろう。

 Windows Mobile 5ユーザーは、デバイスの内蔵ストレージをパスワードで暗号化できるため、デバイスが紛失したり盗まれたりしても、内部のデータは保護される。だが、リムーバブルストレージカードに保存されたデータを、この方法で保護することはできない。これに対し、Windows Mobile 6では、ストレージカード上のデータも、内蔵ストレージと同様に暗号化できる。また、Windows Mobile 5では、リモートからデバイスのメモリを消去できるが、Windows Mobile 6では、ストレージカード上のデータも同様に消去できる。

Windows Liveに対応
 Microsoftはキャリアと携帯電話OEMに、各種のWindows Liveサービス(Contacts、Hotmail、Messenger、Search、Spaces)をWindows Mobileインタフェースに統合するWindows Mobile 6携帯電話用クライアントソフトウェアスイートを提供している。すべてのOEMやキャリアがこのスイートを採用するとは限らないが、Windows Liveをサポートするデバイスは、消費者にとってより魅力的だろう。例えば、インスタントメッセージング(IM)サービスのWindows Live Messengerに対応する新クライアントの興味深い機能の1つとして、複数人でのテキストチャットのサポートがある。

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