また、逆のパターンでもこの機能は便利です。
例えば、新しいFTAをまだ導入していないが、DBへの登録のみ先に行なっておきたい場合、ignoreをチェックしたFTAを登録しておけば、実運用環境に影響を与えることなく、実際には存在していないFTAで実行させるジョブを前もって登録できます。FTA導入後はignoreチェックを外し、すぐにジョブを読み込ませることができます。
ignoreの設定は、ワークステーション定義にて行ないます。JSCからは次の操作で設定できます。
1.JSC画面の中央[エンジンの処理]から操作するコネクター名の「デフォルト・データベース・リスト」配下の、「すべてのワークステーション」をクリックします。
2.設定を行うFTAをダブルクリックすると、[プロパティ- データベース内のワークステーション]というタイトルのウィンドウが表示されるので、「無視」オプションにチェックします。
3.OKボタンをクリックします。
4.次回のJnextdayが実行されたあと、設定が有効化されます。
FTA定義をDBから読み込ませるようにしたい場合は、「無視」オプションのチェックをはずします。同様に次回のJnextdayが実行されたあとに設定が有効化されます。
このコンテンツは、サーバセレクト2006年6月号に掲載されたものを再編集したものです。※マニュアルを参照して各自の責任で実装、実施してください。
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