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» 2007年05月15日 22時14分 公開

WebEX、SaaS型のグループウェアサービス「webex One」を開始

Web会議サービス大手のWebExは、カスタマイズ性やデータベース利用に優れたSaaS型グループウェアサービス「webex One」を開始した。

[國谷武史,ITmedia]

 ウェブエックス・コミュニケーションズは5月15日、中小企業向けのSaaS型グループウェアサービス「webex One」を開始した。豊富なカスタマイズ機能やデータベース利用機能を備え、専用線網を利用した安定性の高いネットワークサービスを提供する。

 米WebExは、SaaS型のWeb会議サービスで世界60%のシェアを持つ大手サービスベンダー。2005年に40万ユーザーにグループウェアサービスを提供していた米Intranetsを買収し、webex OneはWebExブランド初のグループウェアサービスとなる。

webex Oneのメイン画面

 webex Oneは、グループウェアの基本機能となるスケジュール管理やアドレス帳管理、伝言板、ToDoリスト、施設予約などのほか、豊富なカスタマイズ性も備える。メイン画面のレイアウト変更や機能メニューの追加、メニューバーの位置変更、配色変更などが可能で、ユーザーの目的に合ったサイトデザインを構築できるという。

 また独自機能として、Web上でのデータベースの構築や利用、や手軽にデータを共有できる「Webフォルダ」を搭載している。顧客データなどCRMやSFA関連のデータベースをオンライン上に構築し、編集や共有が行える。また、データのインポート/エクスポートもでき、Excelで作成された既存のデータベースなども取り込める。

 Webフォルダは、webex Oneにログインしなくてもデスクトップ上でドラッグ&ドロップ操作を行うだけで、必要なデータをメンバー間で共有することができる。このほか、日本独自のサービスとして携帯電話やPDAからスケジュール管理やアドレス帳を利用できるモバイル連携機能も実装された。

 WebEXはグローバルで専用線網を構築しており、サービス障害を回避するネットワークやシステムを構成しているという。また、データ保護やウイルス対策を徹底するほか、サービス利用状況のモニタリング、パスワード変更アラーム、アクセス管理機能も備え、高度なセキュリティ環境も構築しているという。

田野代表

 ウェブエックスの田野豊代表取締役は、「webex Oneのサービス開始により、リアルタイムなWeb会議のコミュニケーションから非リアルタイムのコミュニケーションまでをワンストップで提供できるようになった」と話す。同社では今後、Web会議やグループウェア、インスタント・メッセージングの各種サービスを連携させ、統合コミュニーケーションプラットフォームとしての展開を目指すという。

 利用料金は、最小5ユーザー(ディスク容量250MB)の場合で月額5040円。最大で500ユーザーまで利用できる。このほかオプションで、SSL暗号化サービス(年間2万9400円)やディスクスペースの追加(1MB当たり年間105円)も用意されている。

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