BMCソフトウェアは、新たにデータの暗号化などの機能をサポートしたOracle専用のバックアップ/リカバリツールの販売を開始する。
BMCソフトウェアは、Oracleデータベースのバックアップ/リカバリを行うツール「SQL-Back-Track for Oracle」を機能強化、製品名称を「BMC Recovery Manager」に変更して5月21より販売する。データの暗号化やクローニング(バックアップの二重化)の機能を追加したのが特徴。
BMC Recovery Managerは、Oracleのバックアップおよびリカバリ作業のプロセスを自動化するソフトウェア。単一のツールで物理バックアップと論理バックアップの両方に対応する。従来の製品名はSQL-Back-Track for Oracleだったが、今回、データ暗号化機能やバックアップ時に二重にコピーをとるクローン機能の追加による機能強化に合わせて、BMCブランドを強調する製品名に変更された。
全体、差分などさまざまなバックアップ形式に対応し、部分的なリカバリも可能。IBM Tivoli Storage Manager、EMC NetWorker、Veritas NetBakupなどのストレージ管理製品とも連携する。
価格は、ストレージデータ1GB〜5GBの構成で61万8000円(税抜き)。対応するOracleのバージョンはOracle 8i/9/9i/10gで、Windows、Solaris、AIX、HP-UX、Red Hat Linuxの各OS上で稼働する。なお、販売およびサポートはエグゼソリューションズが行う。
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