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» 2007年05月24日 15時58分 公開

レッドハットがオープンソースのミドルウェア製品群を発表、国内展開を本格化

レッドハットは、オープンソースのミドルウェア製品「JBoss Enterprise Middleware」を発表した。国内販売体制の強化、日本語サポートの本格始動など、国内での製品展開に力を入れる。

[藤村能光,ITmedia]

 レッドハットは5月23日、オープンソースベースの新しいミドルウェア製品群「JBoss Enterprise Middleware(JBossエンタープライズ・ミドルウェア)」を発表した。また、日本ユニシス、野村総合研究所の2社と新たなパートナー契約を結ぶとともに、日本語サポートの本格始動など、国内を強化する方針を示した。

画像 レッドハットの藤田祐治代表取締役社長

 JBoss Enterprise Middlewareは、Java EE 5およびJ2EEに準拠するアプリケーションサーバを中心とした基盤ソフトウェア製品3種類と、実際の業務に即したシステム開発を支援する開発フレームワーク製品4種類で構成される。

画像 レッドハットのオープンソースソリューション

 基盤ソフトウェアは、データベースの連携やSOA(サービス指向アーキテクチャ)対応のフレームワークを統合した「JBoss Enterprise Application Platform」、AjaxやSpringなどに対応したポータルプラットフォームが作成できる「JBoss Enterprise Application Platform for Portal」、SOAベースのシステム構築を実現する「JBoss Enterprise SOA Platform」の3製品。開発フレームワークは、WebからビジネスコンポーネントやBPMまでを連携する「JBoss Seam」、データベースとの連携を実現する「JBoss Hibernate」、ビジネスプロセスを管理、実行する「JBoss jBPM」、ビジネスポリシーの定義付けと管理ができる「JBoss Rule」の4製品である。

画像 体系化した製品、JBoss Enterprise Application Platform

 これらの製品はフレームワークやビジネスポリシー、SOA(サービス指向アーキテクチャ)への対応などが特徴で、ミドルウェアの導入を検討する中堅企業にも、導入コストの低さが魅力となっている。

 レッドハットの纐纈(こうけつ)昌嗣マーケティング&パートナービジネス本部長は、JBoss Enterprise Middlewareについて、「オープンソース製品として、最新の技術をソースコードとともに採用することができる。ライセンス料は発生せず、サポート費だけで利用でき、大幅なコストの削減につながる」と説明した。また同社の岡下浩明JBoss担当ビジネスディベロップメントマネージャーは、JBoss Enterprise Middleware導入の価値をSOAの頭文字になぞらえて、「Simple(分かりやすく)、Open(オープンソース)、Affodable(値ごろ感)」と表現した。

画像 JBoss Enterprise Middleware導入の価値を「SOA」になぞらえて説明

 価格は、4CPU単位からの年間使用料を設定する。標準サポートの場合、ミドルウェア製品が70万2000円から、フレームワーク製品は23万4000円からとなる。

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