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» 2007年05月31日 16時05分 公開

24時間後には新たな進化の道が――「Mozilla 24」イベント企画の公募を開始

アジア、北米、ヨーロッパを巻き込む形でこの9月に開催される24時間連続イベント「Mozilla 24 ~Worldwide Continuous Event~」。イベント企画の公募も開始されるなど、Mozillaの周辺が盛り上がりつつある。

[西尾泰三,ITmedia]

 「イベントの最後に次の世代に向けてのキーワードが見つかれば」――Mozilla Japan代表理事の瀧田佐登子氏は、2007年9月15日、16日に開催する24時間連続イベント「Mozilla 24 ~Worldwide Continuous Event~」の抱負をこのように話す。

「イベントの最後に次の世代に向けてのキーワードが見つかれば」と瀧田氏

 同イベントで実施されるイベント企画の公募が本日から開始されたことに伴って都内で開催された説明会で瀧田氏は、「一方的にセミナーをするのではなく、双方向でできることを中心に構成したい」と基本的なコンセプトを説明した。

 タイプスケジュールや、コミュニケーションツールとして何を用いるかなど、詳細な部分についてはまだ検討中であるとしながらも、実行環境は確実に整備されてきている。同イベントの実質的な運営組織であるMozilla 24実行委員会には、すでに村井純氏、伊藤穰一氏などが加わることが発表されていたが、この日、米Mozilla Corporation エコシステム開発ディレクターのマイク・シェーバー氏と、Mozilla Europe代表のトリスタン・ニトー氏が新たに加わったことが明かされた。

 また、インターネットをフルに活用するとはいえ、リアルな場で人が集うための場所として、慶応義塾大学三田キャンパス東館にあるDMCグローバルスタジオを確保、さらにもう1つ会場を用意する予定であるという。

 さらに、グローバルイベントにありがちな言語の壁の問題については、同時通訳の仕事を目指す学生たちなどの協力体制が築かれていると話し、そうした学生の協力で対応する予定だという。

 同イベントでは、実行委員会が作成するプログラムだけでなく、広くアイデアを募集する考えで、5月31日から6月30日までの1カ月間、イベント企画の公募をこちらのページで行う。公募は日本でまず開始され、その後順次英語圏でも募集が開始される。

 集まった企画については、Mozilla 24実行委員会が幾つかの基準に基づいて選考し、8月上旬に採用企画が決定される予定。選考のポイントは次のとおり。

  1. Possibility:そのアイデアは実現可能か?
  2. Spirit:インターネットの公共性という精神に沿っているか?
  3. Innovation:将来性や未来性を感じ取ることができるか?
  4. Fun:ユーザーが楽しめて、その企画を通して未来のインターネットに期待を持つことができる?
  5. Global:なるべく多くの人が参加できる企画であるか?

 できるだけ選考プロセスなどの情報がフィードバックできるよう、経過などはMozilla Japanスタッフブログにて紹介するつもりであるという。なお、採用された企画については、応募者当人が希望すればプログラム委員として運営に参加することもできる。実行委員会でサンプルとして提示している企画例では、リレーディスカッションや、偉人が語るFirefox、テーマコンテスト、イメージフィルムコンテストなどが挙げられているが、こうした従来の発想にとらわれない企画の出現が期待される。


 ユーザーとしてFirefoxやThunderbirdをお使いの方も少なくないと思われるが、それらのソフトウェアの将来に簡単に一石を投じ得るこの企画。別段これらのソフトウェアに不満がなくとも、お祭り感覚で自らが企画して楽しんでしまうこともできる。どちらにするかはあなた次第だ。

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