マイクロソフトとイノシス、モバイルCRM分野での協業を強化

マイクロソフトとイノシス・コミュニケーションは、携帯電話からDynamics CRMを利用できるサービスを開始する。

[ITmedia]

　マイクロソフトとイノシス・コミュニケーションズは6月4日、モバイルCRMでの協業を強化し、Dynamics CRMと携帯電話を連携させる「moconavi-CRM for Dynamics」携帯電話版を提供すると発表した。

　moconavi-CRM for Dynamicsは、Windows Mobile OSを搭載するスマートフォン端末からMicrosoft Dynamics CRMのデータの参照や更新が行えるサービス。今回の提携は、Windows Mobile以外の携帯電話からでもDynamics CRMを利用できるようにする。

　これにより、客先訪問時に商品発注やサポートサービスなどの最新状況を確認したり、移動中に報告書作成やメール作成を行うことができるようになる。このサービスでは、項目選択式の報告書作成やテンプレートを利用したメール作成も行えるため、簡単な入力操作で営業情報を社内にフィードバックできる。

　販売価格は、サーバライセンスが50万円から、端末アプリケーションが月額2000円からとなる。moconavi-CRM for Dynamics携帯電話版は、イノシス・コミュニケーションの代理店を通じて提供される。

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