NASA、IBMのスーパーコンピュータを採用

NASAが、「Columbia」に代わる次世代コンピュータ構築に、IBMのスーパーコンピュータ「IBM System p575+」を採用した。

» 2007年06月07日 08時12分 公開
[ITmedia]

 米航空宇宙局(NASA)と米IBMは6月6日、NASAがIBMのスーパーコンピュータ「IBM System p575+」を採用したと発表した。IBM System p575+は、NASAエイムズ研究所のNASA Advanced Supercomputing(NAS)施設に納入される予定。

 NASAでは、新しい宇宙船の設計や地球上の気候の研究、宇宙物理学の研究などにスーパーコンピュータを使用している。NASAのスーパーコンピュータ「Columbia」は世界8位にランクされているが、より高度な要求に対応できるよう、4段階に分けて新システムを追加、将来的にはColumbiaから置き換える計画。今回のIBM System p575+の採用は、その第1段階に当たる。

 NASAに納入されるIBM System p575+は640個のプロセッサコアを搭載し、最大処理能力は約5.6TFLOPSとなっている。

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