Seagate、1テラバイトHDDを発表

Seagateの新しいHDD「Barracuda 7200.11」「Barracuda ES.2」は容量が1T(テラ)バイトに達した。

» 2007年06月26日 15時21分 公開
[ITmedia]

 米Seagate Technologは6月25日、容量1T(テラ)バイトのHDDを発表した。

 1Tバイトの「Barracuda 7200.11」「同ES.2」は回転速度7200rpm、平均シークタイムは8.5ミリ秒、32Mバイトキャッシュを搭載する。

 Barracuda ES.2はエンタープライズ向けHDDで、ネットワーク接続型ストレージやリファレンスストレージ、ディスク間バックアップ、リッチメディアコンテンツストレージなどの環境に適した設計になっている。密度の高いマルチドライブシステムでも性能を維持するために新しい「RVFF(Rotational Vibration Feed Forward)」システムを採用、回復不能エラー率はデスクトップ向けHDDの10分の1と信頼性も強化、また省電力技術「PowerTrim」を組み込んで消費電力を20%削減している。顧客はSATAあるいはSASインタフェースのいずれかを選択できる。

 Barracuda 7200.11はメインストリームPCからワークステーション、デスクトップRAIDまでさまざまな用途に利用できる。データ転送速度は105Mバイト/秒、アイドル時の消費電力は8ワットに抑えられているという。

 Barracuda ES.2と7200.11は第3四半期に出荷され、1TバイトBarracuda 7200.11はメーカー希望小売価格399.99ドル。

関連キーワード

ハードディスク | ストレージ


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ