Mac OS X対応のクライアント管理ツールを発表――VPJ

ビジュアル・プロセッシング・ジャパンは、エージェントレス方式を採用した管理ソフトウェア「LogVillage 2.0」のMac OS X版を発表した。

» 2007年07月24日 17時01分 公開
[ITmedia]

 ビジュアル・プロセッシング・ジャパン(VPJ)は7月23日、エージェントレス方式を採用した管理ソフトウェア「LogVillage 2.0」のMac OS X版を7月末より販売すると発表した。

 LogVillage 2.0は企業向けのクライアントPC管理/監視ソフトウェア。アプリケーションの利用率や性能を管理する機能をベースに、ハードウェアやソフトウェアなどの履歴情報を収集し、運用管理や資産管理を支援する。運用管理機能を基本パッケージとし、資産管理、操作ログ収集、ファイル更新履歴管理の機能をオプションとしているため、必要に応じた機能追加や、管理体制に合わせた導入が行える。Windows版は6月に発表されていたが(関連記事参照)、今回Mac OS X版もリリースされた。

 CGやDTPなどの作業現場においては、Macを用いて作業を行うケースが多いが、そうした現場におけるクライアントPCの管理はCPUやネットワークリソースへの余計な負荷を下げるため、もしくはMac OS X版の管理ソフトウェアが少ないこともあり、導入があまり進んでいないのが現状だ。LogVillage 2.0では専用ソフトウェアをクライアント側に導入することなく利用できるエージェントレス方式に対応しているため、クライアントPCに余計な負荷をかけることなく管理できる。

 出荷開始は2007年8月末。価格はクライアントPC50台までに対応した基本パッケージが48万円(税別)となる。

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