OKIは、サーバ監視アプライアンスの最新版となる「DressUP Cockpit V2」を発売した。
沖電気工業(OKI)は9月25日、サーバ監視アプライアンス「DressUP Cockpit V2」の販売を開始した。
同製品は、HP-UX、Solaris、FreeBSD、Linux、Windows Server 2003などのプラットフォームに対応したアプライアンス。監視対象へのインストール作業などが不要なエージェントレス監視を実現しており、既存システムの設定を変えることなく即座に運用できるという。監視方法は、ユーザーシステム側に設置する「オンサイト監視」と「リモート監視」の2種類。操作はWebツールで行い、監視リポートは自動生成される。
最新版では、監視を実行したまま、特定ホストのみ、あるいは外部通知全体を一時停止できるようになった。一方で、特定ホストあるいは全体の監視を一時停止できるという。これにより、状況に応じてユーザーが欲しい情報をカスタマイズできるようになった。
また、同社のシステム診断ツール「DressUP Analyzer EX」との連携が可能になり、障害発生要因とその対処方法がリポートされるようになったほか、リモート監視時にDressUP Cockpitの生存状況を通知する場合、従来の音声通知、メール通知、警告灯通知、リモート通知に加えて、SNMP通知が選択可能となった。
価格は、監視対象サーバ50台、ネットワーク機器と合わせて100台までで150万円。システムインテグレーターなどに向けて、3年間で500セットの販売を見込んでいる。
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