ARMほか6社、モバイルLinuxプラットフォーム開発で協力

MontaVista、Mozilla、Samsung、TIなどのパートナーと協力して、オープンソースのモバイルLinuxプラットフォームを開発する。

» 2007年10月04日 09時38分 公開
[ITmedia]

 英プロセッサ設計会社ARMは10月3日、次世代モバイルアプリケーション向けのLinuxプラットフォームをパートナー6社とともに共同開発すると発表した。

 この取り組みにはMarvell、MontaVista、Movial、Mozilla、Samsung、Texas Instruments(TI)が参加する。ARMアーキテクチャを基盤に、標準ベースのLinuxプラットフォームを構築し、オープンソースコミュニティーに公開する。取り組みの中心となるのは、ARMパートナーの高度なシステム・オン・チップ(SoC)で走るLinuxベースのオープンソースプラットフォーム、GNOME Mobile、Firefoxの開発という。

 ARMは今週開催の自社の開発者カンファレンスで、この「Linux Mobile Computing Platform」を走らせるリファレンス基板を披露する。完全なプラットフォームは2008年初めにリリース予定で、これを採用したデバイスは2009年初めに市場に出回る見通し。

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