富士通パーソナルズは、TCP/IPのプロトコルコンバータ機能を内蔵した「FOMA-ADP-PRO」を発売した。
富士通パーソナルズは10月9日、TCP/IPのプロトコルコンバータ機能を内蔵した九州テン製のFOMA網接続装置「FOMA-ADP-PRO」を発売した。
FOMA-ADP-PROは、NTTドコモのFOMA網に対応した通信モジュール「FOMA UM01-F」を内蔵し、汎用的なRS-232Cインタフェースを搭載する。電話番号とAPN(Access Point Name)の自動変換機能を搭載しており、DoPa回線を使用する通信モジュールとも交換できるという。
また、TCP/IPのプロトコルコンバータ機能を内蔵し、導入企業側でプロトコルスタックの開発が不要になる。さらには、FOMAカードを採用しているため、装置に電話番号データを書き込む必要がなく、設置や保守で装置管理が容易になる。
同装置を利用することで、運行管理や遠隔監視など、高速/大容量のデータ通信が求められる用途に対応できるという。価格はオープンとなっている。
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